
StableBuild は、認定済テクノロジーパートナーとして SORACOM パートナースペースに加盟しました。
SORACOM のパートナープログラムには、IoT デバイス、ソフトウェア、通信、システムインテグレーションに携わる企業が参加しています。テクノロジーパートナーは、SORACOM プラットフォームと組み合わせて利用できるソフトウェア、SaaS、PaaS などのサービスを提供します。
今回の加盟にあわせ、StableBuild の創業者兼 CEO である木本真理究が、今週開催された SORACOM パートナースペース(SPS)のビジネスマッチングイベントに出席しました。
当社にとって、IoT は特に相性の良い分野です。
IoT デバイスは、一度現場に設置されると、そのまま何年も使われ続けることがあります。一方、そのデバイス向けのソフトウェアは、ビルド時にパッケージリポジトリ、コンテナイメージ、SDK などのファイルに依存しており、それらは時間とともに変化していきます。
数年後にも、そのデバイスにアップデートや不具合修正が必要になったり、同じリリースを再度ビルドしなければならなかったりするかもしれません。
そのとき、初回リリース時のビルドで使われた依存性が、もう一度必要になります。
エッジ AI やフィジカル AI では、さらにハードウェア固有の依存性が加わることがあります。
ソフトウェアは、特定のハードウェア、OS、ライブラリ、SDK、ビルドツールの組み合わせに依存する場合があります。ビルド対象も、小型のマイクロコントローラ、組み込み Linux デバイス、ゲートウェイ、GPU 搭載システムなど、さまざまです。
こうしたハードウェアの中には、何年にもわたって設置先で使われ続けるものがあり、アップデートが必要になったときには、そのハードウェア向けのソフトウェアをビルドできなければなりません。
しかし、使用していたバージョンのコンパイラがなくなっているかもしれません。パッケージが削除されているかもしれません。あるいは、NVIDIA が古い CUDA イメージをレジストリから削除したときのように、依存していたコンテナイメージが利用できなくなっているかもしれません。
すでに現場で稼働しているデバイスでは、これは深刻な問題になり得ます。
StableBuild は、ビルドで使われる外部依存性を、後からでも同じものを取得できる状態で保存します。
対象には、OS パッケージ、Python パッケージ、コンテナイメージ、ビルド中にダウンロードされたファイルなどが含まれます。
IoT、エッジ AI、フィジカル AI のプロジェクトでは、特定のリリースで使用したパッケージ、イメージ、その他の依存性を、数年後でも再び利用できるようになります。現場に設置されたハードウェアはそのままに、当初と同じ依存性を使ってソフトウェアを再びビルドできます。
IoT デバイスは一般的なソフトウェアよりもはるかに長く使われるため、こうした再現性が特に役立ちます。
SORACOM パートナースペースへの加盟を通じて、IoT、エッジ AI、フィジカル AI システムを開発するチームの皆さまと、これまで以上に幅広く協力できることをうれしく思います。
長期間運用するプロジェクトに取り組んでいる方は、StableBuild の無料プランで依存性をピン止めして、実際にビルドし直してみてください。